予防歯科

予防の重要性

早期発見・早期治療負担を軽減する事が目的

予防の重要性むし歯になる前、またはむし歯が小さいうちに発見し患者さまの負担が軽い治療を行い歯の健康を守る事が「予防歯科」の目的です。
近年「予防歯科」が注目をされていますが、すでに欧米諸国では歯科医院などで定期検診を受ける事が当たり前となっています。
近年、歯周病やむし歯が原因で全身の健康にも影響を及ぼす事がわかっているため、生涯健康であるためにはまず歯を守り、健康なお口を管理する「予防歯科」がますます重要となっています。
日本では、厚生労働省から「歯科口腔保健の推進に関する基本的事項」について報告されるなど、「予防歯科」を推奨する運動が全体的に高まっています。健康で生きる為にも予防する事を大事にしましょう。

日本人の歯に対する意識

半数以上が「歯の健康に自信がない」

近年、予防歯科の意識は高まっていますが、直近1年間に1回以上「歯科医院もしくは病院の歯科で検査」を受けている人は約45%と半分以下の数値となっております。
また、半数以上の人が自身の歯を「健康ではない」と思っているという結果が出ており歯の健康に自信を持てないようです。

大切なのは「歯の健康が重要」だと気付く事

歯の健康は、全身の健康に繋がります。「歯の健康」の重要性を理解し病気の予防を実施する事が大切です。
まずは歯科医院で適切な治療と予防方法を知り、ご自宅でも予防をする意識を高めていきましょう。

プロフェッショナルケア

プロフェッショナルケア治療を受けた後は定期的なメンテナンスをおすすめしております。
きれいになったお口をキープする事を意識していただけたらと思います。
患者さまのお口の状態によりますが通常は3ヶ月に1回の定期検診を皆様にお伝えしております。

口腔検査

①口腔検査歯や歯茎の検査を行います。
歯と歯茎の間にどのくらい隙間が空いているのか、グラグラしたり、むし歯になっている歯はないか等を確認します。
患者さまによっては歯周病治療の進行度を確認するためにレントゲンを撮影します。
むし歯や歯周病が確認された場合は、そのまま治療を行う場合もあります。

歯磨き指導

②歯磨き指導歯並びや歯の形は人によって違うため、お一人おひとりにあった歯ブラシやデンタルグッズを使用し歯磨きの方法をレクチャーさせていただきます。
歯ブラシ選びは大切です。しっかり磨いていても歯茎を傷つける可能性も高く、お口の状態が悪くなる事もあります。
ご自身に合った歯ブラシ選びと、定期的に歯ブラシの交換するようにしましょう。

スケーリング(歯垢・歯石とり)

③スケーリング(歯垢・歯石とり)毎日しっかり歯みがきをしているつもりでも、どうしても歯ブラシでは届かない箇所があり、汚れが溜まりやすくなります。
普段取れない歯垢や歯石を専用の器具で取り除きます。
歯垢や歯石が残っているままだと「歯周病」の原因となるので、定期的に除去し清潔で健康な歯を保つように意識しましょう。

PMTC

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニングのことをいいます。)という、プロによるクリーニングをおこないます。

PMTC

PMTCによる歯へのメリット

PMTCによるクリーニングは歯石をとるだけでなく、歯の表面を磨くため黄ばみをとる効果や、歯石の付着を防ぐ効果もあります。

  • 着色の改善
  • 歯石の付着を防ぐ
  • 歯茎が引き締まる(健康的に見える)
  • 口臭の改善
  • むし歯や歯周病の予防

セルフケア

歯磨き

歯磨きなるべく毎食後に歯磨きをしましょう。お口の菌は就寝時に繁殖しやすいため、毎晩の歯磨きは欠かさず実施しましょう。
医院での歯磨き指導で患者さまに合った正しいブラッシング方法などをお伝えしています。ご自身の口腔内にあった歯ブラシを見つけていきましょう。

フロスや歯間ブラシ

フロスや歯間ブラシ歯磨きの後、フロスや歯間ブラシを使用して、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間や小さな隙間を綺麗にします。
しっかり取れる方法もございますので、お使いなられる時はスタッフにご相談ください。

マウスウォッシュ

マウスウォッシュ 就寝時の菌の繁殖を少なくできるので、就寝前にしていただく事をおすすめしております。
マウスウォッシュをする事により朝起きた時の「お口のネバネバ」が改善されます。

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